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VW Driving Experience in Tunisia 2009
サハラ砂漠を走る
もはや先進諸国では、クルマが爆発的に売れることはなくなった。
必要な人には十分に行き渡った成熟商品になったからだ。
自動車メーカーは自社製品のリピーターを増やし、他社製品ユーザーを取り込むかを第一目標に据えて躍起になっている。
そのために、手を替え品を替えマーケティング活動を行っているのだが、ここ数年で盛んになってきたのは、北欧の雪原やアフリカの砂漠などをクルマで旅するツアーを自動車メーカー自らが主催していることだ。
マスマーケットに訴求することはできないが、参加者には強力なメッセージを伝えることができる。
フォルクスワーゲン本社では5年前から様々なツアーを行っているが、フォルクスワーゲンジャパンから参加するのは初めての試み。
帰国後に、『モーターマガジン』誌に発表した同行取材記である。
2009年4月 チュニジア・トズール~クサルギレン~トズール